技術(tech)

k6 – 負荷試験時にTLSの検証をスキップする

k6を使って負荷試験を行っていると、TLSの検証が不要となる場合があります。

例えば、APIを叩くためのエンドポイントとして、適当なALBを立ててAPIを叩くケースです。

接続先が正しいことは既に明らかであり、サーバ証明書に合ったドメイン名を準備するのも面倒な場合には、TLSの検証をスキップしたくなります。

そのような場合、insecureSkipTLSVerifyオプションをtrueにしましょう。

official: https://grafana.com/docs/k6/latest/using-k6/k6-options/reference/#insecure-skip-tls-verify

export const options = {
  insecureSkipTLSVerify: true,
}

利用例はこちら。

https://github.com/gonkunkun/k6-template/blob/7f5a8e7a90e55c95aa9e0cbba14bb58a095d2bdf/src/sample-product/configs/config.ts#L6

この記事でお伝えしたいことは以上です。

もう少し調べてみる

これだけだと寂しいので、そもそもTLSとは?を追ってみます。

TLS通信は何をしている?

日経XTECHの記事が分かりやすかったので、お借りさせていただきます。
https://xtech.nikkei.com/it/atcl/column/16/072100153/072100004/

検証の流れ

手順2と3の間で行われている検証を省略しているイメージですね。

curlを叩く場合に-kオプションをつけると、同様にTLSのskipが出来ます。

今回は以上です。