フランス旅行は多くの人々にとって夢のような体験ですが、
予期せぬトラブルに見舞われることもあります。
本記事では、筆者自身が体験した具体的なトラブルとその対策を紹介します。
これからフランスを訪れる予定の方々が、
安全で楽しい旅行を楽しむための参考になる情報を提供します。
これらの実体験を元に、トラブルを未然に防ぐためのコツを学びましょう。
想定する読者
- フランス旅行を計画している旅行者
- 過去に旅行トラブルを経験した方々
記事で得られること
- フランス旅行におけるトラブルの実例
- トラブルを避けるために気をつける事柄
トラブル事例集
筆者の責任であるトラブルも事例も多いですが、
このような事柄で困ってしまうこともあるのだという参考程度に
見ていただけると幸いです。
1. 強引な物売りに遭遇
フランスのモンマルトルの丘で遭遇しました。
観光地には至る所に物売りが居て、
中には強引に購入させうようとする悪質な方も居ます。
トラブルの詳細
手作りのアクセサリー(おそらくミサンガ)を押し付けられそうになりました。
道を塞ぐ形で物売りが突っ立っているので、尚更たちが悪いです。
声をかけられ、強引にかなり力で腕を掴まれ、
アクセサリーを無理矢理つけてこようとします。
必死に腕を振り払って、難を逃れました。
アクセサリーをつけられると、そのまイチャモンをつけられて購入を迫られます。
対策
- 地元の詐欺手口を知る:一般的な物売りの手法について事前に情報を得ておく。
- 断固とした態度:不要な商品やサービスにはきっぱりと断ること。多少乱暴にでも振り払うのが大切です。
2. セーヌ川クルーズ船の集合場所のズレ
これは完全に筆者が悪いです。
トラブルの詳細
セーヌ川クルーズ船の予約をしていたのですが、
集合場所がGoogleマップの表示と実際の場所が異なり、
集合場所への到着までに時間を取られてしまいました。
ダッシュをして、何とか時間に間に合いました。
対策
- 公式サイトの確認:集合場所はGoogleマップだけでなく、公式サイトでも確認することが重要です。目印となる周辺画像も併せて確認するのが大事です。
- 余裕を持って移動:集合場所に向かう際は余裕を持って出発し、予期せぬ問題に対応できるようにします。
3. モノプリでの買い物と万引きチェック
パリ市内にあるスーパー(Monoprix)は旅行客にとっても安く、かなり便利です。
スーパーの出入り口には万引きチェックの方が居たのですが、
なぜか運悪く、ここに引っかかってしまいました(万引きしていないのに…)。
トラブルの詳細
レジで購入した商品を袋に詰め込み、
スーパーの出口に向かうと、万引きチェックが行われていました。
探知機みたいなものを当てられ、何か反応があると
商品のバーコードを再度読み取られ、
商品を購入したかどうか再度確認されます。
明らかに購入したはずの商品だったのですが、
スーパーのレジに戻って商品を返却して来いと言われました…
(意味不明の出来事で全く意味が分からなかった)
購入したはずの商品1つを返却後、再度出口へ。
またまた検査に引っかかります。
今度は「もう大丈夫だよ」的なことを言われ、外に出してもらえました。
現地語がうまく扱えない中でのこのトラブルは辛かったです。
※ 日本に帰国してから分かったのですが、
お土産用に購入していたエコバックに盗難防止の商品タグ?みたいなやつが付いたままになっていました。会計時にスタッフさんが外すのを忘れていたみたいです。おそらくこれが原因です…
対策
- 買い物前の準備:外国のスーパーでの買い物は、現地の支払い方法やレジの手順を把握しておくことが重要です。
- レシートの保持:購入後はレシートを保持しておくことが重要です。万が一、アラートが出た場合や商品を戻す必要が生じた際に役立ちます。
- 万引き防止用の商品タグを外す:忘れないようにしましょう。不安であれば店員さんに相談しましょう。
4. レンタサイクル利用時のトラブル
パリ市内の観光には、レンタサイクルが快適です。
筆者はVelibを利用しました。
トラブルの詳細
レンタルまでに戸惑う
Velibの初回利用までにかなり(1時間程度)の時間を使ってしまいました。
Velib利用のために、自転車に備え付けられているディスプレイに入力が必要なのですが、使い古された自転車だとボタンが反応しなかったり、ディスプレイの表示がおかしかったりします。
むしろ壊れていた自転車が多く、ただしく動作する自転車を探すのに時間がかかってしまいました。
また、アプリの初期登録にも戸惑い、事前に済ませておくべきでした。
自転車に設置した360°カメラがいつの間にか紛失
自転車からの景色を撮るために設置したカメラが、
いつの間にか紛失していました。
こればかりは注意しましょうとしか言えないですね…
対策
- アプリの設定は旅行前に:現地に行ってからではなく、事前に登録しておき料金形態と利用方法を確認するのが時間短縮の鍵です。
- 良好な自転車を選ぶ:レンタル前に自転車の状態を確認し、反応が悪そうであれば使わない。
- 貴重品の安全:貴重品はしっかり固定し、動かさないように注意する。または肌身から離さない。特に、移動中は紛失しないように気を付けましょう。
5. 警察署で紛失届けを発行したいが取り扱ってもらえない
先程のカメラ紛失の話に関連します。
クレカ付帯の物損保証を受けるためには、紛失証明書が必要です。
これは、現地の警察署で発行してもらう必要があります。
トラブルの詳細
夜の9:00頃に警察署に行ったのですが、
全く取り扱ってもらえませんでした。
これは、英語で何とかコミュニケーションすれば大丈夫かな…
と思い、「英語でもいいでしょうか…?」と聞いてしまったのが間違いでした。
「明日の午前の9:00以降にまた来い。でなければ対応出来ない(英語話者が居ないからという意図)」
としか言われず、目的を果たせませんでした。
「English!!, tomorrow 9 am only!!!!!!!」
みたいな感じで激しめに言われていました…
次の日は別に国へ移動する予定だったため、紛失証明書の発行は諦めました。
対策
- 交渉する場合は現地語:当たり前ですが… 携帯の翻訳機能を駆使して、粘り強くフランス語で交渉するべきでした。
- 何よりも強い気持ちを持つ:トラブル続きで心が疲弊していたのもあり、筆者は警察官の雰囲気に圧倒され、根負けしてしまいました。強い気持ちをもって目的を果たしましょう。
6. モンサンミッシェルでのバス集合時間遅延
これも筆者が悪いですが、戒めのために記載します。
モンサンミッシェルのツアーのバス乗り場から、
モンサンミッシェル本体まではかなりの距離があります。
トラブルの詳細
モンサンミッシェルでの観光を終え、
バスの集合場所に戻る際、地図の案内時間を信じた結果、
想定よりも大幅に時間がかかってしまいました。
20分程度の道のりが、実際には走って40〜50分掛かり、
バスの集合時間に遅れてしまいました。
(ツアーのバスは待ってくれました。本当にありがたい。)
正確に地図を読むと、20分程度の道のり + バス停駐車場までの時間
を計上する必要があったようです。
行きは、モンサンミッシェルまでのシャトルバスを利用しましたが、
帰りは、歩きでツアーのバス乗り場まで向かったのも失敗でした。
対策
- 事前調査:集合場所はGoogleマップでピンを打っておき、更に所要時間を確認すべきでした。
- 余裕を持った行動:観光地では時間に余裕を持って行動し、早めに集合場所に向かうことが重要です。これに尽きます。
まとめ
フランス旅行は素晴らしい体験ですが、トラブルもつきものです。
たくさんトラブルはありましたが、それも良い思い出です。
この記事で紹介した体験談と対策を参考にして、
快適な旅行を楽しんでください。
事前の準備と柔軟な対応が、旅行の成功につながります。
実際の旅行日程は以下にまとめています。
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