都内に住んでいると、星空を眺める機会が減るものです。
「綺麗な星空を見に行きたい!」と話題になる
都内のカップルも多いのではないでしょうか。
そんな方々へ長野県の阿智村をおすすめいたします。
ただ、阿智村に行くためだけに長野を訪れるのも少し勿体ないですよね。
そんなカップルへ向けて、阿智村を含む
長野への1泊2日旅行のモデルコースを紹介いたします。
筆者の実際の体験談を元に紹介しております
想定する読者
- 綺麗な星空を眺める旅行を計画しているカップル
- 阿智村だけではなく、長野でプチ観光したいと考えている人
- 長野旅行にあたり、美味しいごはん処を探している人
この記事を読んで得られるもの
- 阿智村へ星空を眺めに行くにあたって気をつけるべきことが分かる
- ご飯が美味しい旅館が分かる
- 阿智村以外にも、長野でどの辺りを観光すればいいのかが分かる
筆者が実際に旅行してみて気づいたこと、気をつけなければならないと思ったこと等
これから旅行を考えている人にとって参考になる内容です。
なお、本モデルコースはレンタカーを借りて都内発を想定したコースとなっています。
それでは本題に入りましょう。
行き先とタイムスケジュールを紹介
ざっくりとお伝えすると、1日目の夜に阿智村で星空を眺めて
そのまま周辺の旅館で1泊し、2日目に長野を観光するモデルコースです。
阿智村と長野(松本)の食を楽しむプラン
1日目 | 8:00 | 都内でレンタカーを借りる。 |
---|---|---|
8:30 | 中央自動車道で宿へ向かう。 | |
14:30 | 晩酌用に酒蔵(小野酒造店)へ寄り道。 | |
16:00 | ホテルやまぶきにチェックイン。 | |
16:30 | 宿で少し早めの夜ご飯を食べる。 | |
17:30 | 阿智村のゴンドラへ向かう。 | |
19:00 | 「天空の楽園 星空ナイトツアー」へ参加、星空を眺める。 | |
20:30 | ゴンドラを下る。 | |
22:00 | 宿へ戻る。 | |
自由時間。旅の汗を流した後には晩酌タイム。 | ||
2日目 | 8:30 | 宿で朝ご飯を食べる。 |
10:00 | 宿からチェックアウト。 | |
プチ観光のため、松本駅へ向かう。 | ||
12:00 | 「みよ田」で信州蕎麦を食べる。 | |
13:30 | 松本駅周辺を散策する。 | |
14:00 | 松本城を観光する。 | |
16:00 | 帰路につく。 | |
21:00 | レンタカーを返却する。 |
1日目のスケジュール詳細
レンタカーを借りる
まずは旅の要であるレンタカーを借ります。
高速道路での長距離走行がメインとなるため、
排気量に余裕がある乗用車を選んでおくと、快適な旅が出来ると思います。
筆者は、ニッポンレンタカーでフィットをレンタル予定でしたが、
レンタカー会社の都合で、フィットと同じ料金でプリウスを借りることが出来ました。
次に長距離走行をするときにはプリウスクラスを借りようと思えるくらい、
走行時に安定感があり、車内で感じる騒音が少なかったです。
中央自動車道で1日目の宿(やまぶき)へ向かう
早速、中央自動車道に乗って、1日目の宿へ向かいます。
1点、絶対に気をつけて欲しいことがあります。
それは移動時間の見積もりです。
というのも、連休中の中央自動車道は驚くほど込みます。
常に20km/hで高速道路を走行するような感じになりがちです。
高速道路とは…? と思ってしまうくらいです。
GoogleMapで都内(ここでは池袋)から阿智村までの所要時間を算出すると、
3時間程度を表示されますが、その倍(6時間)はかかると思ったほうが良いです。
また、折角の楽しいデートです。
移動時間に退屈して、イライラしてしまわないように
娯楽用の道具(映画、YouTube等)は準備しておくのが良いです。
(勿論、運転手は運転に集中しましょう)
また、パートナーが車のエアコンで身体を冷やしてしまわないように、
タオルケット等を持参しておくのもオススメします。
酒蔵(小野酒造店)に寄り道
中央自動車道を抜けると、後は快適すいすいな道のりです。
宿に到着する前に、1日目の夜の晩酌用にお酒を調達したいですね。
長野と言えばお水が綺麗です。
お水が綺麗ということはお米が美味しいです。
お米が美味しいということは、日本酒も美味しいはずです。
ということは、地酒を飲まないわけにはいきません。
今回は、小野寺酒造店に寄り道しました。
ホテルやまぶきまでの道のりの途中にあるので都合もいいです。
筆者は本酒造店の写真を取り忘れるという痛恨のミスを犯してしまったため、
お店の雰囲気を知りたい方はGoogleMapで検索するなり、
Facebookのアカウントをご覧いただければと思います。
小野寺酒造店で卸している日本酒がこちら、「夜明け前」です。
名前がカッコいいなと思って、寄り道してしまいました。
出典:公式ホームページより
辛口で、フルーティな味わいを楽しめます。
甘口好きな筆者でしたが、このフルーティな味わいが癖になり、とても満足でした。
夜明け前の生酒(澄上)も購入したのですが、こちらも大満足でした。
生酒、開けたばかりの日本酒特有の炭酸感が美味しいんですよね。
炭酸ジュースのような感覚で飲めてしまいます。
オンラインショップでも販売しているので、気になる方は是非!
大分話が寄り道してしまいましたが、
この日本酒があれば夜の一時も更に楽しめるでしょう。
ホテルやまぶきにチェックイン
そんなこんなで宿に到着です。
入り口でホテルやまぶきのスタッフの方が迎え入れてくださります。
※こちらは夜に撮影した写真です
車での移動に疲れていることでしょう。
まずは宿で一息つきましょう。
少し早めの夜ご飯を食べる
19:00には阿智村のゴンドラに乗って、ツアーに参加しなければならない都合上、
16:30、遅くても17:00から夜ご飯を食べ始めます。
筆者がこの宿(ホテルやまぶき)を強く押している要因の1つが、「ご飯」です。
ご飯がとてつもなく美味しいんです。
阿智村で星を見る予定がありつつも、
この宿でのご飯を味わって食べないわけには行きません。
そのためにも、移動時間に余裕を持たせる重要性を説いています。
夜ご飯はこんな感じです。
個室で囲炉裏を囲んでご飯を食べます。
既にこの時点で美味しそうです。
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食べきれないほどの量の食材達が押し寄せてきます。
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お刺身も美味しいことこの上なし。
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美味しいご飯を食べるためだけにでもこの宿にまた来たいです。
阿智村のゴンドラへ向かう
いよいよ、この旅の目的である阿智村へ向かいます。
阿智村自体、山の中にあることもあり天候が変化しやすいです。
行ってみたら曇ってて星空が見えない… なんてこともありますので、
天気予報には最新の注意を払いましょう。
ホテルやまぶきから阿智村のゴンドラまでは高速道路を用いて1時間程度です。
ゴンドラの時間に間に合うよう、余裕を持って移動しましょう。
なお、ゴンドラの時間は後述する「天空の楽園 星空ナイトツアー」のチケット購入時に
指定することになります。
各々の予定に合わせて、ゴンドラへの到着時間を調整しましょう。
「天空の楽園 星空ナイトツアー」へ参加、星空を眺める
ここからはツアーへ参加です。
「天空の楽園 星空ナイトツアー」のチケットは事前に購入しておきます。
チケットは2週間前から購入可能です。
人数が限られている、人気であることもあり、
旅行を行く日のちょうど2週間前から購入することをオススメします。
ゴンドラで山の上流へ向かいます。
夜の冒険感があってわくわくします。
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そんなこんなで到着。
各自で場所を確保します。
地面に座ることとなるため、レジャーシートの事前購入は必須です。
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レジャーシートに横たわり、夜空を見上げます。
時間が来ると、ツアーのナレーターの声に合わせて照明が落とされます。
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※ちなみに筆者が参加したときにはちょうど曇っていて、
満点の星空を拝むことは出来ませんでした。再チャレンジですね。
宿へ戻り晩酌タイム
星を見終わったら、後は宿に戻って旅の疲れを癒やします。
日中に購入しておいた晩酌グッズと共にゆったりとした一時を楽しみます。
阿智村から宿への帰り道でおつまみを購入しておくといいかもしれません。
2日目のスケジュール詳細
宿で朝ご飯を食べる
1日の始まりはご飯からですね。
勿論、朝ご飯も美味しいです。
またまた囲炉裏を囲んで優雅にご飯を食します。
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そんなこんなで短い時間でしたが、ホテルやまぶきからチェックアウトします。
美味しいご飯を食べるために、また来たいです。
プチ観光のため、松本駅へ向かう
せっかく長野に来たのに、阿智村に行って帰るだけでは寂しいですね。
そこで、阿智村から比較的に寄り道しやすい松本駅周辺を観光します。
特に急いでもないのであれば、宿から松本駅までの道のりは
下道を使ってのんびり旅をするのをオススメします。
ずっと高速道路を使っていても、景色に飽きちゃいますしね。
「みよ田」で信州蕎麦を食べる
のんびり下道を使って松本駅周辺へ向かうと、
ちょうど12時頃になっているかと思います。
お待ちかねのお昼の時間ですね。
お昼なので、重くもなくさっぱりしたものを食べたいところです。
そこでオススメするのがそばです。
長野と言えば信州蕎麦が有名ですね。
今回はみよ田松本店に行きました。
お昼時というのもあってか、30分〜1時間程度並びました。
勿論、注文するのは信州蕎麦。
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待った時間も相まって、より美味しく食しました。
松本駅周辺を散策しつつ、松本城を観光
腹ごしらえも済んだところで、松本駅周辺を散策します。
流石の長野です。
写真が良い感じではないので分かりにくいのですが、
川の水が澄んでいて透き通っています。
これが駅前にある川であることに驚きです。
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これだけでは旅行としては物足りないということで、
松本城へお邪魔してきました。
最初は「ただの城だしなー」という想いで、気が進まなかったのですが、
いざ到着してみると、あっと驚き。
滅茶苦茶綺麗ではないでしょうか。
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立派です。
入場料を支払って、中にもお邪魔しました。
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芝が整備されていてとても綺麗です。
広々とした芝や木々の中にたたずむ松本城は圧巻です。
ただの城ではなかったです。
来てよかったです。
中央自動車道を経由して帰路につく
松本駅周辺の観光を楽しんだところで、後はお家に帰りましょう。
中央自動車道は帰りでも問答無用で混んでいます。
行きほどではなくとも、帰りも同程度の時間がかかることを想定しておきます。
21:00には都内でレンタカーを返却したい場合、
16:00頃には松本から都内へ向かう必要があります。
昨日から引き続き車移動が多く、疲労が溜まりやすいです。
帰りの時間にもなるべく余裕を持たせることをオススメします。
紹介したモデルコースの良かった点
今回のモデルコースの良い点を挙げていきます。
食べ物メインの内容になってしまいそう…
- 宿(ホテルやまぶき)のご飯がとにかく美味しかった
- 少しお値段が張るものの(1人当たり2万前後)、相応の満足度でした
- 酒蔵で購入した日本酒が美味しかった
- 先程も紹介しましたが、生酒(澄上)が本当に美味しいんです
- 松本駅周辺の街並みが綺麗!歩いて散策するには良かった
- 程よく栄えています
- 都内に住んでいると味わえないような自然との一体感を感じます
阿智村の話が全然書いてないですね…
阿智村の星空が綺麗だった!と書きたかったのですが、
筆者が阿智村に登った日はあいにくの雨模様だったんです…泣
阿智村旅行における反省点
反省点はたくさんあるので、是非とも参考にしてください。
- 中央自動車道がものすごく混んでいて、車移動が大変だった
- 混雑時期とずらすことが出来れば一番都合が良いです
- 移動には想定の2倍はかかると踏んで、スケジュールを組みましょう
- 実は筆者は1日目のもっと遅い時間に都内を出て、予定が崩れました
(1日目に酒蔵に行けなかったり、宿のご飯を急いで食べたり、バタバタでした) - 今回のモデルコースは、筆者の反省点を踏まえて再構築しているのでご安心ください
- 阿智村に行く前と後で、宿でゆっくりする時間が中々取れなかった
- 1点目の反省点と被る箇所もあります
- 阿智村で星空を眺めることに全力を注ぐのならば、
もっと阿智村に近い宿屋を探すのも一案です
- 阿智村で満点の星空を眺められなかった
- これに尽きます
- こればかりは運としか言いようがないです…
- 2泊3日で長野旅行を組んでおき、1日目 or 2日目の晴れた日に
阿智村に行くというリスクヘッジを検討するのも一案です - 長野は広いので、2泊3日でも十分に楽しめることを考慮すると、
時間に余裕があれば、上記案を採用するのもいいと思います
たくさん書いてしまいました。
まとめ
今回は阿智村に行くことをメインとした、
1泊2日の長野旅行におけるモデルコースを紹介いたしました。
2日の休みがあれば行けるプランなので、
誰でも気軽に活用出来るのではないでしょうか。
なお、筆者の失敗談を元に本モデルコースを再構築して紹介しています。
昔から都内に住んでいるような人は「連休の中央自動車道が混んでいる」
なんてことは当たり前という認識なのかもしれません。
筆者は生まれも育ちも田舎だったこともあり、
全く知りませんでした…
この教訓が誰かの助けになるだけで、
この記事を書いた意味を感じられるかもしれません。
皆さんも、是非とも長野へプチ旅行へ行ってみてはいかがでしょうか。
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ご意見、コメントがありましたら、教えていただけると幸いです。